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越境ECの事例とコンサルティング
2016年は越境ECの色んな活動をしました。
メインは中小機構様が主催する越境ECフェスや越境EC勉強会などのメンバーとして全国で勉強会やセミナー講師などをさせてもらいました。
11月と12月にも全国10ヶ所で中小機構様主催の勉強会で講師をさせてもらいます。
インバウンドと並んで注目されている存在である越境EC。
ただ、まだまだ成功事例というものも少なく、プレイヤーも多く無いという状況。
そんな中で越境ECの立ち上げ方や売れる商品選定の仕方、集客をメインとしたプロモーション展開などをお話しさせていただく機会を多くいただいております。
なんで私たちが選ばれるのかというと、実務としての事例とコンサルティングの両方に取り組んでいるからだと思います。
特に越境ECはその時々で色んなことが変わるし、お客様の対応も様々だし、各国の法律も違うし、あまり情報も無いし。。ということで、実務家でないと話せないことも多々あります。
そして各専門分野でサポートや取り組まれている会社様はありますが、全体を包括的に経験していたり、アドバイスできるというのが少ないみたいです。
私たちは全部手探りで全部自前で取り組んできました。
サイト制作も自社ですし、物流もお客様対応も自社です。毎日、海外向けに発送しておりますし、メール対応も毎日しております。
もちろん戦略策定や商品選定も色々とリサーチしながら定めております。
先日も主力商品である財布に関してアンケート調査やリサーチを再度してみたのですが、面白いデータが取れました。
当たり前ですが日本と売れる形状や予算帯や価値のポイントが違います。そこをより詳細に調べ、その中でもどんな形なら売れるかを追求したいと思っています。
そしてたくさんの企業様から越境ECに関してご相談をいただきます。
この商品売れるかなぁ?とか、どんなサイト作ったら良いの?とか、集客や海外SEOはどうしたらいいの?などなど、お悩みもたくさん伺ってきました。
製造業や小売業、サービス関連のところまで多岐多彩です。
このように実務として自分たちが事例にもなれるし、戦略から現場までのコンサルティングも出来る、というところが重宝されているように思いますし、私たちの唯一の強みであるとも思っております。
前職では日本で各業種の一番のネットショップを創る、ということをテーマに7年ほどコンサルティングをさせてもらってきました。
越境ECの実務もコンサルティングもこれからです。
日本の中での競合や常識的な話というのは通用しないものになります。
ですので、多くの情報交換や交流などをしながら、日本の中小企業が海外でモノをたくさん販売できるようになるために少しでもお役に立てればと思っております。
たぶんそのような主旨で開催されたのが、今週行ってきましたネッパン協議会様の懇親会だと思います。
そこには中小企業庁の長官や大手企業の偉い方までいらっしゃいました。
日本の中小企業が海外でもモノが販売できるんだ、という姿勢を見せることが少しでも明るい未来を感じることに繋がれば良いな、と思っています。